出産振り返り:合計5回の誘発をしたけど産まれず
オキシトシン点滴による分娩の誘発が、6日(月)に決まりました。
前日の子宮口の開きは2cm。
先生による刺激が結構痛くて、とぼとぼと病室に帰ったら、もう少し刺激をしましょうということで、また呼ばれました。
もう少し刺激=「ラミナリア」という海藻を原料にした棒を子宮口に挿入します。
夜の時間帯だったからか、看護師の方もいない中で、挿入に伴う痛みなど特に説明がなく、海藻を原料にしていて子宮の水分で膨らむことで子宮口を開きます程度の説明を受けました。
へぇ、海藻ねぇ。よく考えてるよねぇ という程度に思っていたら・・・
これが!!激痛!!!
本当に痛かった。なんか、もし出産がこんなに痛いならもう帝王切開の方が良いよ!もう嫌だよ!と思ってしまうほど。
結果的に、私は本格的な陣痛を感じることはできませんでしたが、今回の出産に際しては、このラミナリア挿入が一番痛かったです。
帝王切開の術後に看護師さんからお腹を押されて、悪露を出すというのも激痛でしたが、それは「外部」の痛みという感じ。
ラミナリアの挿入は、「内部」の痛みというか、なんか本当にきつかったです。
ラミナリア挿入後、10分間隔で結構な痛みがきて自然な陣痛が発生しました。
この流れで出産できると良いねということで、分娩室に移動しましたが朝には痛みが収まってしまいました。
私の場合、陣痛は、促進剤よりこのラミナリア挿入によるものが一番痛かったです。
翌日の誘発剤投与でも生理痛の少しきつい程度の痛みはくるものの、それ以上にはならず。
そんな感じで以下のような感じでオキシトシンの点滴で分娩を誘発するも有効な陣痛にはつながりませんでした。
・誘発1回目:12月6日 ラミナリアにより、子宮口は4cm
・ 2回目:12月10日 以降、子宮口は3.5cm
・ 3回目:12月13日
・ 4回目:12月15日
・ 5回目:12月16日(39w0d)
先生からは、翌週の12月19日まで頑張るという選択肢もいただきましたが、16日の午前中の誘発で進まなかったら帝王切開という選択をしました。
誘発中、胎児の心拍を監視するモニター(NST)2つをつけてじっと待つのもなかなかのストレスだったし、12月2日からもう2週間近くも入院しているのも。
先生からは、もしかしたら土日で破水したり自然に陣痛がくる可能性もあるかも知れないけど、やっぱり二人を入れて大きく伸びきってしまっている子宮は膜が薄くなってしまい収縮する力が弱くなっている可能性も高い。また週数が進んでいくと出産に伴う母体の出血量が多くなってしまうという説明を受けました。19日まで待つ場合の違いは母体へのリスクくらい。あとは私の精神的なものとか。
確かに5回も刺激しているのに、一向に痛みが出ないのは子宮が収縮できないんじゃないかなぁと当事者としての感覚。出血量が多いというのも気になる。
17、18日は土日だから両家も訪問しやすいだろうし、2016年12月16日が誕生日っていうのもいいかなと思って、5回目の誘発でダメだったら帝王切開をお願いしました。